ゼロ・サム ITS ソリューションズ(ISO9001:2008 認証取得)は、インドの交通状況を改善する高度道路交通システム(ITS)の展開を目的として設立された会社です。提供するソリューションは、都市の交通を最適化したい中央政府や地方政府、都市政府、交通警察などで利用されています。

会社名 Zero-Sum ITS Solutions India Pvt. Ltd.
役員
Managing Director 菊池 力 (当社 代表取締役)
Director Mallesh B. (当社子会社 Zero-Sum Wireless 取締役)
Director 武藤 敏幸 (名古屋電機工業株式会社)
Director 榎 泰邦 (榎インド総合研究所 代表、元駐インド特命全権大使)
所在地 #254, 1st Floor, 6th Cross, Indiranagar 1st Stage, Bengaluru - 560 038, INDIA
電話番号 +91-80-4148-6275
FAX番号 +91-80-2535-0099
創立日 2014年5月30日
Web http://zero-sum-its.co.in/
ソリューション概要 ゼロ・サム ITS ソリューションズの提供するソリューションの主要機能は、1.交通情報の取得、2.交通情報の制御、3.交通情報の提供です。これらの機能は、つぎに取り上げる製品によって実現され、その製品はソリューションパッケージとして提供されるとともに、個別製品としても提供されています。
  1. 1.交通量カメラセンサー
  2. 2.交通状況モニタリングカメラ
  3. 3.ナンバープレート自動認識システム
  4. 4.車載機からの交通情報取得システム
  5. 5.冠水計測および警告システム
  6. 6.交通管制センターで利用される交通情報制御システム
  7. 7.交通情報統合スクリーンへの交通情報提供システム
  8. 8.固定式可変情報板及び移動式可変情報板への交通情報提供システム
  9. 9.モバイルアプリケーションを通じての交通情報提供システム
  10. 10.自動交通遮断機を通じた交通制御システム
  11. 11.信号機違反取締システムを通じた交通制御システム
  12. 12.サードパーティー提供 ITS システムとのインテグレーション
  13. 13.タブレットを使った遠隔操作システム

インドにおける自動車交通量は、毎年250万台が新規登録されるように、急激に成長しています。しかし、道路やインフラストラクチャーの成長ペースは相対的に緩やかであり、その結果として、インドの主要都市では、深刻な交通渋滞が発生しています。道路の拡幅や立体交差、地下鉄路線の整備などのインフラプロジェクトは主要都市ではすでに始まっていますが、それらインフラプロジェクトと同様に重要なのが自動化された高度道路交通システム(ITS)です。ITSは、市内全域の交通監視を可能にし、交通状態を制御し、交通渋滞情報を配信します。インド政府は、都市におけるITSの重要性を認識しており、モディ首相主導の100都市を「スマートシティー」化していくプロジェクトにおいても主要機能とされています。ゼロ・サムITS は、業界50年以上のITS業界の老舗である名古屋電機工業社とゼロ・サム社のジョイント・ベンチャー(JV)として、交通渋滞の解決と最適な道路利用を目的に設立され、次のような特徴的なソリューションを提供しています。 

  • システムの統合と自動動作(人間による間違いに依存しない仕組み)
  • モバイルネットワークの活用(ゼロ・サム グループの専門性を最大限活用)
  • 拡張容易性、接続容易性、変更容易性(インドで発生する独自問題や各都市の特殊事情への対応)
  • ユニークなビジネスモデル(投資余力に応じた持続可能なモデル) 
  • 直接購入モデル
  • PPP モデル
  • ハイブリッドモデル(初期導入は直接購入モデルで、運営はPPPモデル) 

ゼロ・サム ITS ソリューションズは、インドで最初の完全自動化された ITS ソリューションを、アーメダバード市に導入しました。そのプロジェクトはアーメダバード市民から高く支持され、アーメダバード市は次の導入地域として、市内中心部で再開発された高級地域のサバロマティリバーフロント道路を決定しました。プロジェクトのビジネスモデルは独特であり、最新の交通情報板 LED に表示した広告から収益を出すことによって持続可能なビジネスモデルを構築しています。インドの経済成長は新しい段階にシフトしており、ワールドクラスのスマートシティーを作るというインドの目標を実現するため、ゼロ・サム ITS ソリューションはワールドクラスの交通システムをインドに導入していきます。

OTHER